ノーコード・ローコードとは?ITが苦手でもわかるやさしい解説

ノーコード・ローコードとは、プログラミングの専門知識がなくても、アプリやシステムを開発できるツールのことです。

372 閲覧ノーコード・ローコード

ノーコード・ローコードとは?

「ノーコード」と「ローコード」は、どちらもプログラミングの専門知識がなくても、パソコンやスマホのアプリ、業務システムなどを開発できるツールや方法のことです。

例えるなら、

  • ノーコードは、レゴブロックのように、あらかじめ用意された部品(機能)をマウスでドラッグ&ドロップして組み合わせるだけで、目的のものが完成するイメージです。一切コード(プログラムの命令文)を書きません。
  • ローコードは、レゴブロックに加えて、少しだけ自分で部品を作ったり、既存の部品を加工したりするイメージです。最低限のコードを書くことで、より柔軟な機能を追加できます。

どちらも「自分でイチから設計図を書いて、部品を削り出して作る」という従来のプログラミングとは大きく異なります。

なぜ今、話題なの?

ノーコード・ローコードが注目されている理由はいくつかあります。

  1. IT人材不足の解消: 専門のプログラマーがいなくても、現場の人が自分で必要なシステムを作れるようになります。これにより、IT部門への依頼が集中するのを避け、業務のスピードアップにつながります。
  2. 開発スピードの向上: ゼロからプログラミングするよりも、はるかに早くシステムやアプリを作れます。ビジネスの変化に素早く対応し、新しいアイデアをすぐに試すことが可能です。
  3. コスト削減: 外部に開発を依頼する費用や、専門のプログラマーを雇う費用を抑えることができます。
  4. 現場の課題解決: 実際に業務を行っている人が「こんな機能があったら便利なのに」という課題を、自分たちで解決できるようになります。これにより、使いやすく、本当に役立つシステムが生まれやすくなります。

どこで使われている?

ノーコード・ローコードは、私たちの身の回りの様々な場所で活用され始めています。

  • ウェブサイト作成: 専門知識がなくても、おしゃれな企業のホームページや個人のブログを簡単に作れます。
  • 業務アプリ作成: 営業報告書を提出するアプリ、顧客情報を管理するアプリ、会議室の予約システムなど、社内の小さな業務を効率化するアプリを自作できます。
  • データ連携・自動化: 複数のシステムからデータを集めて自動でレポートを作成したり、特定の条件でメールを自動送信したりするなど、日々のルーティンワークを自動化できます。
  • オンラインストア構築: 商品の登録から決済まで、ECサイト(ネットショップ)を簡単に立ち上げることができます。

例えば、あなたが営業担当者だとして、「毎日手書きで日報を書くのが面倒だな。スマホでサッと入力して、自動で集計してくれるアプリがあったらいいのに」と思ったとします。ノーコードツールを使えば、プログラマーに頼まずとも、自分でそのアプリを作れてしまう可能性があるのです。

覚えておくポイント

ノーコード・ローコードは非常に便利なツールですが、万能ではありません。知っておくと良いポイントをいくつかご紹介します。

  • 得意なことと苦手なこと: 複雑な計算や、高度なグラフィック処理が必要なゲームなど、非常に専門的なシステム開発には向いていません。しかし、一般的な業務アプリやウェブサイトであれば十分対応できます。
  • ツールの選び方: 世の中にはたくさんのノーコード・ローコードツールがあります。作りたいものや、使える予算、使いやすさなどを考えて、自分に合ったツールを選ぶことが大切です。
  • 学習は必要: 「コードを書かない」といっても、ツールの使い方を覚えたり、システムをどう組み立てるか考えたりする学習は必要です。しかし、プログラミング言語を一から学ぶよりは、はるかに短期間で習得できます。

ノーコード・ローコードは、ITの専門家でなくても、自分のアイデアを形にし、業務を効率化できる強力な味方です。ぜひ、あなたのビジネスに役立てる方法を考えてみてください。