JAPANローミングとは?
JAPANローミングとは、災害などで自分の携帯電話会社の電波が使えなくなった時に、他の携帯電話会社の電波を借りて通信できるようにする仕組みです。例えるなら、いつも使っているスーパーが災害で閉まってしまったときに、近所の別のスーパーで買い物ができるようになるようなイメージです。これによって、緊急時でも家族や友人への連絡、安否確認などが可能になります。
なぜ今、話題なの?
このJAPANローミングは、2024年4月からNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルという日本の主要な携帯電話会社4社すべてで導入が始まり、ニュースで大きく取り上げられています。これまでも災害時には通信が途絶えることがありましたが、今回の取り組みは、会社間の垣根を越えて協力し、国民の命を守るためのインフラ(社会の基盤となる設備)として、通信の安定性を高めることが目的です。特に、大規模な地震や台風などで広範囲にわたって通信障害が発生した場合に、この仕組みが大きな力を発揮すると期待されています。
どこで使われている?
JAPANローミングは、普段の生活で意識して使うことはありません。この仕組みが発動するのは、あくまで災害時など、特定の携帯電話会社の通信網が使えなくなった緊急事態に限られます。例えば、地震で基地局(携帯電話の電波を送受信する設備)が壊れてしまい、自分の携帯電話会社の電波が届かなくなった地域で、他の携帯電話会社の電波が生き残っていた場合、自動的、または簡単な設定でその電波を利用できるようになります。これにより、被災地での情報収集や連絡手段の確保に役立ちます。
覚えておくポイント
- 災害時の「命綱」になる:自分の携帯電話会社の電波が使えなくても、他の会社の電波を借りて通信できるため、災害時の安否確認や情報収集の重要な手段となります。
- 特別な手続きは不要:基本的に、災害で通信障害が起きた際に、携帯電話会社からの案内や、スマートフォンの設定変更(自動で切り替わる場合もあります)をするだけで利用できます。普段から特別な契約や料金は発生しません。
- 音声通話とデータ通信が可能:緊急時の連絡だけでなく、インターネットを使った情報収集(ウェブサイト閲覧など)もできるようになるため、災害情報を確認したり、家族とメッセージを交換したりする際に役立ちます。