金融資産とは?お金や財産を増やすための資産のこと

金融資産とは、現金や預貯金、株式や投資信託など、お金として持っていたり、お金に換えたりできる財産全般のことです。

2026年3月18日6 閲覧金融資産

金融資産とは?

「金融資産」とは、簡単に言うと、お金そのものや、お金に換えられる財産のことです。例えば、お財布に入っている現金、銀行に預けている預貯金、会社の株、投資信託などがこれにあたります。

身近な例で考えてみましょう。もしあなたが「宝箱」を持っていたとしたら、その中に入っている「現金」はもちろん、「いつでもお金に換えられる金貨」や「将来価値が上がるかもしれない宝石」も、宝箱全体の価値を高める「宝物」ですよね。金融資産は、この宝箱の中の「お金やお金になる宝物」と考えるとイメージしやすいでしょう。

なぜ今、話題なの?

最近、ニュースで「個人の金融資産が過去最高を更新した」という報道を目にすることが増えました。これは、日本銀行が発表する資金循環統計というデータで明らかになったもので、2023年12月末時点で、日本全体で個人が持っている金融資産の合計が2193兆円にも達したと報じられています。この背景には、株価の上昇や、円安による外貨建て資産の評価額増加などがあります。

特に、2024年1月から始まった新しいNISA(少額投資非課税制度)も、個人の資産形成への関心を高める大きな要因となっています。政府が「貯蓄から投資へ」という流れを後押ししていることもあり、多くの人が自分のお金をどう増やしていくか、より関心を持つようになったため、金融資産という言葉が注目されているのです。

どこで使われている?

金融資産という言葉は、私たちの日常生活やビジネスの様々な場面で使われています。

  1. 個人の家計管理:自分の財産を把握する際に、「預貯金がいくら、株式がいくら」といった形で、金融資産の内訳を考えます。住宅ローンを組む際などにも、個人の金融資産が審査の対象になることがあります。
  2. 企業の財務状況:会社がどれくらいの現金や有価証券(株や債券など)を持っているかを「金融資産」として示します。これは企業の安定性や成長性を判断する上で重要な指標となります。
  3. 国の経済状況:日本全体や世界の経済状況を分析する際にも、国民がどれだけの金融資産を持っているか、その内訳はどうなっているかといったデータが用いられます。例えば、内閣府や日本銀行が発表する経済指標によく登場します。

覚えておくポイント

ビジネスパーソンとして「金融資産」について押さえておくべきポイントは以下の3つです。

  1. 「お金」だけでなく「お金に換えられるもの」も含む:現金や預貯金だけでなく、株式、債券、投資信託、保険なども金融資産に含まれると理解しておきましょう。
  2. 経済状況を測る大切な指標:個人の金融資産の増減は、消費活動や景気に影響を与えるため、ニュースなどでその動向が報じられる際は、社会全体の経済状況を読み解くヒントになります。
  3. 資産形成の選択肢が広がっている:NISAなどの制度活用により、個人が金融資産を増やすための選択肢が増えています。自分の将来のために、どのような金融資産を持つのが良いか、情報収集をしてみるのも良いでしょう。