ゼロパーティデータとは?
「ゼロパーティデータ」という言葉、最近耳にしませんか?これは、お客様が企業に対して「これは私のお気に入りです」「こんなものが欲しいです」と、自ら、そして意図的に教えてくれる情報のことです。
例えば、あるアパレル通販サイトで「カジュアルな服が好き」「色は青系がいい」と自分で選んで登録したり、旅行サイトで「家族旅行で、温泉宿を探しています」と入力したりする、あの情報がまさにゼロパーティデータです。
これまでの企業は、お客様のサイトでの行動履歴(どのページを見たか、何を買ったか)や、SNSでの発言などから「この人はこんなものが好きだろう」と推測するデータ(ファーストパーティデータやサードパーティデータ)を主に使っていました。しかし、ゼロパーティデータは、お客様が「直接教えてくれる」ので、企業にとっては最も信頼できる、お客様の「生の声」なんです。
なぜ今、話題なの?
ゼロパーティデータが今、注目されているのには、いくつかの理由があります。
一つは、「プライバシー保護」への意識が高まっていることです。お客様の行動を企業が勝手に追跡したり、知らないうちにデータを集めたりすることに対して、世界中で厳しい目が向けられるようになりました。例えば、AppleがiPhoneのプライバシー設定を強化したり、Googleがウェブサイトの追跡に使われるCookie(クッキー)の利用を制限する動きを進めたりしています。このような状況で、お客様から「直接教えてもらう」ゼロパーティデータは、プライバシーに配慮しつつ、お客様のニーズを正確に知るための有効な手段として期待されています。
もう一つは、お客様の「本当に欲しいもの」をピンポイントで知ることができるからです。推測に頼るよりも、お客様自身が「これが欲しい」と言ってくれた方が、企業はより的確な商品やサービスを提案できますよね。結果として、お客様は満足し、企業は無駄なくお客様に喜ばれるものを提供できるようになります。
どこで使われている?
ゼロパーティデータは、私たちの身近なところで活用され始めています。
- ECサイト(ネット通販):例えば、ユニクロのオンラインストアで、自分のサイズや好みのスタイルを登録すると、それに合ったおすすめ商品が表示されることがあります。これは、お客様が自ら提供したデータをもとに、パーソナライズされた体験を提供している例です。
- 食品や飲料のブランド:あるコーヒーメーカーが、ウェブサイトで「どんな味のコーヒーが好きですか?」「どんな時にコーヒーを飲みますか?」といったアンケートを実施し、その回答に基づいて新商品を開発したり、おすすめの飲み方を提案したりするケースもあります。
- 旅行予約サイト:じゃらんや楽天トラベルなどで、旅行の目的(家族旅行、一人旅など)や同行者、予算、希望の宿泊タイプ(温泉、シティホテルなど)を細かく入力して検索するのも、ゼロパーティデータを活用している典型的な例です。これにより、お客様は自分にぴったりの旅行プランを見つけやすくなります。
これらの例のように、お客様が「自分にとって良い体験を得るため」に、積極的に情報を提供している場面でゼロパーティデータは使われています。
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覚えておくポイント
ゼロパーティデータは、お客様が「自ら、意図的に、価値と引き換えに」企業に提供する情報です。企業がお客様のプライバシーを尊重し、お客様にとって役立つ情報やサービスを提供することで、お客様は喜んで自分の情報を提供してくれるようになります。
お客様との信頼関係を築きながら、より良いサービスを提供するための大切なデータ、それがゼロパーティデータです。
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