Wi-Fi 6とは?たくさんの機器を速くつなぐ新しい無線LAN規格

Wi-Fi 6とは、たくさんのスマートフォンやパソコンを同時に使っても、インターネットが速く快適につながるように進化した、最新の無線LANの技術規格のことです。

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Wi-Fi 6とは

Wi-Fi 6(ワイファイ シックス)とは、スマートフォンやパソコンなどをインターネットにつなぐ無線LANの新しい技術規格です。これまでのWi-Fiに比べて、よりたくさんの機器を同時に接続しても、通信速度が落ちにくく、安定して使えるように進化しました。

例えるなら、これまでのWi-Fiが「1本の広い道路をたくさんの車が走っている状態」だったとすると、Wi-Fi 6は「道路の車線を増やし、さらに信号の出し方を工夫して、渋滞を減らした道路」のようなイメージです。これにより、家族みんなが同時に動画を見たり、オンライン会議に参加したりしても、快適にインターネットを利用できるようになります。

なぜ今、話題なの?

Wi-Fi 6が今、注目されているのは、私たちの生活の中でインターネットにつながる機器が爆発的に増えているからです。スマートフォンやパソコンだけでなく、スマートテレビ、スマートスピーカー、防犯カメラ、ゲーム機など、家の中だけでも何十台もの機器がWi-Fiにつながることが珍しくありません。また、会社でも多くの社員が同時にWi-Fiを使うため、通信が混み合って遅くなることが課題でした。

Wi-Fi 6は、このような「たくさんの機器が同時にインターネットを使う」という状況に特化して性能を向上させています。例えば、総務省のデータによると、日本のインターネットトラフィック(通信量)は年々増加しており、特に動画視聴やオンライン会議の普及で、より高速で安定した通信が求められています。Wi-Fi 6に対応した機器を使うことで、これらの課題が解決され、より快適なデジタルライフを送れるようになるため、今非常に話題になっています。

どこで使われている?

Wi-Fi 6は、すでに私たちの身近な場所で活用が進んでいます。

  • NTTドコモやKDDI(au) などの通信会社は、Wi-Fi 6に対応したホームルーターやスマートフォンを提供しています。これらの機器を使うと、自宅でより速く安定したWi-Fi環境を構築できます。
  • Apple のiPhone 11以降のモデルや、Samsung のGalaxyシリーズなど、多くの最新スマートフォンやタブレット、ノートパソコンがWi-Fi 6に対応しています。これにより、対応ルーターと組み合わせることで、高速通信の恩恵を受けられます。
  • Amazon のEchoシリーズなどのスマートスピーカーや、最新のスマート家電もWi-Fi 6に対応し始めています。たくさんのIoT [blocked]機器(モノのインターネット機器)が家の中で増えても、安定した接続を保つことができます。

覚えておくポイント

  • 買い替えの目安になる: 新しいWi-Fiルーターやスマートフォン、パソコンなどを購入する際は、「Wi-Fi 6対応」と書かれているものを選ぶと、将来にわたって長く快適に使える可能性が高いです。特に、家族で同時にインターネットを使うことが多い方や、オンライン会議が多いビジネスパーソンにはおすすめです。
  • ルーターと端末の両方が必要: Wi-Fi 6の性能を最大限に引き出すには、Wi-Fiルーターだけでなく、接続するスマートフォンやパソコンなどの機器もWi-Fi 6に対応している必要があります。どちらか一方だけでは、その恩恵を十分に受けられない点に注意しましょう。
  • バッテリー消費を抑える機能もある: Wi-Fi 6には「TWT(Target Wake Time)」という、接続する機器のバッテリー消費を抑える機能も備わっています。これにより、スマートフォンの充電が長持ちするなど、地味ながら嬉しいメリットもあります。特に外出先でWi-Fiを使うことが多いビジネスパーソンにとっては、覚えておくと便利なポイントです。